「絞り込み部分一致とは?」
「絞り込み部分一致とフレーズ一致について知りたい」
この記事はそのような方向けに書いています。
こんにちは、社長兼マーケターの中釜です。
運用型広告に携わり12年になりますが、絞り込み部分一致についての情報を探している方が多かったので記事にしました。
結論から書くと、絞り込み部分一致は既に廃止され、絞り込み部分一致での新規キーワードの作成はできなくなりました。
- 本記事のポイント
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- 絞り込み部分一致は既に廃止されている
- 絞り込み部分一致での、新規キーワード作成はできない
- 絞り込み部分一致キーワードを設定している場合、マッチタイプを「部分一致」に変更する
ピンポイントで知りたい方は、以下の目次から見たい項目をクリックすると便利です。
それでは解説していきます。
参考:絞り込み部分一致とは
まず、絞り込み部分一致がどのような機能だったか振り返っていきます。
絞り込み部分一致とは、キーワードの頭に半角プラス「+」を付けることで、部分一致よりも広告の表示範囲を絞ることができるキーワードの設定でした。
【絞り込み部分一致キーワードの例】
広告が表示される語句:新宿 フィットネスジムフィットネスジム 人気 新宿
広告が表示されない語句:フィットネスジム 料金
記号:+キーワード
【絞り込み部分一致の特徴】
- キーワードの前後や間に別の語句がある場合も表示
- 語順は問わない
平たくいえば、絞り込み部分一致は軸となるキーワードを含んでいる場合に広告が表示されます。
絞り込み部分一致を変更する必要性
繰り返しになりますが、現在絞り込み部分一致は廃止されています。
既に作成された絞り込み部分一致は、半角プラス「+」を削除して「部分一致」に変更をおすすめします。
また、現在「部分一致」を使用していて効果が出ない場合も「絞り込み部分一致」への変更はできないので、下記3点ご確認ください。
- 「フレーズ一致」もしくは「完全一致」に変更する
- 除外キーワードの設定を見直す
- 除外キーワードを継続的に追加する
除外キーワードについては以下の記事で詳しく解説しています。
» 除外キーワードとは?設定方法やマッチタイプについて詳しく解説
絞り込み部分一致とフレーズ一致について
繰り返しになりますが、絞り込み部分一致とは、部分一致よりも広告の表示範囲を絞ることができるキーワードの設定でした。
しかし、2021年2月より「フレーズ一致」がアップデートされ、「フレーズ一致の動作」に「絞り込み部分一致の動作」が組み込まれました。
つまり、「フレーズ一致」と「絞り込み部分一致」の動作は同じになりますので、指定したキーワードの意味を含むかが重要になります。
【フレーズ一致キーワードの例】
広告が表示される語句:フィットネスジム 新宿 おすすめ
新宿 フィットネスジム 人気フィットネスジム 格安 新宿
記号:”キーワード”
【フレーズ一致の特徴】
- 設定したキーワードと語順が違う場合も広告は掲載される
- 「軸となるキーワード」を含んでいるかでは広告表示の有無が決まる
フレーズ一致については、以下の記事でより詳しく解説しています。
» フレーズ一致とは?インテントマッチ(部分一致)との違いについて解説
まとめ
本記事で解説した「絞り込み部分一致」は以下のとおりです。
繰り返しになりますが、現在絞り込み部分一致は廃止されており、2021年2月より「フレーズ一致の動作」に「絞り込み部分一致の動作」が組み込まれるので、どちらも同じマッチタイプになりました。
現在、絞り込み部分一致を使用している方に関しては、部分一致への変更をおすすめします。
というわけで今回は以上となります。