2024.11.01
【2024年11月更新】主要ソーシャルメディアのユーザー数まとめ
本記事は、5月28日18時42分にTBSテレビ『Nスタ』のコロナ第2波対策接触確認アプリのコーナーで引用されました。
6月12日18時36分にTBSテレビ同番組内<630関心事>コロナ・ビッグデータから見えたことのコーナーで再度引用されました。
「SNSの利用者数について調べている」
「InstagramやTikTokのユーザー数の最新情報を探している」
この記事はそのような方向けに書いています。
こんにちは、社長兼マーケターの中釜です。
今回はSNSの国内&グローバルのユーザー数をまとめています。
すぐに確認したいと思いますので、結論から書きます。
No | 媒体 | 利用者数 | 発表時期 |
---|---|---|---|
1 | LINE | 9,700万人 | 2024年3月時点 |
2 | YouTube | 7,120万人 | 2023年10月時点 |
3 | 6,600万人 | 2023年11月時点 | |
4 | X | 4,500万人 | 2017年10月時点 |
5 | 2,600万人 | 2019年7月時点 | |
6 | TikTok | 1,700万人 | 2021年8月時点 |
7 | 1,050万人 | 2024年9月時点 | |
8 | BeReal. | 430万人 | 2024年9月時点 |
9 | 400万人 | 2024年8月時点 |
グローバルの利用者数は以下リンクをクリックすると国内とあわせて確認できるようにしています。
【目次】
それでは国内とグローバルのユーザー数をまとめていきます。
インスタグラム(Instagram)
Instagramは「投稿」での写真や動画の共有機能だけでなく、さまざまな機能を提供しています。
ストーリーは24時間後に自動的に削除され、一時的な情報を共有するのに適しているため、日記的な使い方をする人が多い機能です。
リールは最大60秒までの動画で、音楽・効果・テキストなどを追加してクリエイティブなコンテンツを作成できるため、思い出動画の投稿にも利用されます。
インスタライブはリアルタイムでライブストリーミングをおこなう機能で、ユーザーは自分のプロフィールからライブを開始し、フォロワーがリアルタイムでコメントやリアクションを送信できます。
ダイレクトメッセージを通じて他のユーザーとコミュニケーションを取ることもでき、若年層の間ではLINEに代わるツールとして利用されることもあります。
インスタ離れについての情報を探している方が多かったので、情報を探してみましたが、参考記事を見つけることはできませんでした。
改めて情報が入り次第、追記するようにします。
【概要】
- スマホのカメラアプリで、撮影した写真をその場で加工しアップできるSNS
- 投稿以外にもストーリー・リール・インスタライブなどの機能がある
- メインとなる属性:10~30代の男女
【国内の利用者数】
(参照:Meta Marketing Summit Japan 2023)
【グローバル利用者数】
(参照:META Q3 2022 Earnings Call Transcript)
フェイスブック(Facebook)
Facebookは世界中で様々な年齢層や地域のユーザーが利用しており、友人や家族とテキスト投稿・写真・ビデオの共有ができるSNSです。
ユーザーは他のユーザーをフレンドとして追加することができ、公開設定の投稿をフォローしてフォロワーになることができます。
ユーザーはテキスト・写真・ビデオなどを投稿して友人やフォロワーと情報を共有でき、投稿にはコメントやリアクション(いいね・笑顔・怒りなど)を受け付けることができます。
また、特定の興味やトピックに関連するユーザーが集まってコミュニケーションを取るためのグループを作成することもできます。
【概要】
- 実名制でかつ、リアルな友人関係が特徴のSNS
- すでに若年層がフェイスブックから離れつつある
- メインとなる属性:30~50代の男女
いまや大学生たちの間では、「Facebookはおじさん・おばさんの道具」という認識のようだ。授業にLINEを利用している大学や、サークル・クラブ活動などの連絡にはグループウェアを利用するなど、若者の情報共有アイテムは多岐にわたり、ひとつのソフトに縛られなくなっているということもFacebook離れを加速させている理由だろう。
出典:Facebook、若者離れ&ユーザー激減が深刻…もはや、おじさんの道具?
【国内の利用者数】
(参照:フェイスブック ジャパン長谷川代表が語る「退任の真意」–独占ロングインタビュー – CNET Japan)
【グローバル利用者数】
(参照:Meta 2023年第4四半期(10月-12月)業績ハイライト)
エックス(X)
2023年7月にTwitterは「X」という名称に変更され、8月からは有料プランであるX Premiumに加入しているユーザーなどに広告収益を分配する仕組みで、収益化も可能になりました。
エックス(X)は140文字以内でメッセージを投稿することができ、文章の投稿に特化しているSNSです。
他のユーザーの投稿に対してリポストやお気に入りの機能を使うことで、投稿を拡散したり共感を示したりすることができます。
【概要】
- 140文字以内でつぶやくシンプルなSNS
- リアルな友人関係だけではなく、好きな芸能人やコミュニティーなどの「興味関心」でつながっている
- メインとなる属性:20~40代の男女
【国内の利用者数】
※最新の数値については、X社とのNDAの関係上公開しておりません。下記は過去にTwitter社が公開していた情報を引用しております。
【グローバル利用者数】
(参照:@elonmusk)
ライン(LINE)
LINEは圧倒的に幅広い層のユーザーが利用していることが特徴のSNSで、基本的なテキストメッセージ・写真・動画・ボイスメッセージの送受信を通して友達や家族と簡単にコミュニケーションを取ることができます。
LINEで通話をすると通話料がかからないため、国内に限らず海外とのコミュニケーションにも便利です。
QRコードをスキャンすることで簡単に友達を追加することができ、有名人や企業などの公式アカウントをフォローして、最新の情報やニュースを受け取ることもできます。
また、一部の国ではLINE Payという電子決済サービスが提供されており、スマートフォンを使ってお金の送金や支払いができます。
【概要】
- 無料で通話やチャットができるメッセージアプリ
- タイムラインにスタンプでコメントできることが特徴
- メインとなる属性:全世代
発端となったのは、日本テレビ系列「月曜から夜ふかし」番組内コーナーである、”若者の○○離れを調査した件”にて実施された街頭調査。番組スタッフが、4人の女性に「個人的に○○離れってあります?」と質問すると、全員が口を揃えて「LINE離れ」と回答し、番組MCを驚かせました。ちなみに、彼女たちは写真を送信するのにAirDrop、会話はInstagramのDMを使用しているとのことでした。
出典:トレンド入りした“LINE離れ”にさまざまな反応「便利だけど、わかる気がする」「通話はしないの?」(1/2) | ねとらぼ調査隊
【国内の利用者数】
(参照:LINEヤフー株式会社 決算説明会 2023年度通期及び第4四半期 補足資料)
▼LINEユーザー属性
出典:LINE Business Guide 2024年4月-2024年9月期
【日本、台湾、タイ、インドネシアの合計利用者数】
(参照:LINEヤフー株式会社 決算説明会 2023年度通期及び第4四半期 補足資料)
【グローバル利用者数】
(参照:LINEヤフー株式会社 決算説明会 2023年度通期及び第4四半期 補足資料)
ユーチューブ(YouTube)
YouTubeは動画のアップロードや動画の視聴に特化したSNSで、日本国内ではLINEに次いで世代や性別に関係なく、幅広いユーザーに利用されています。
視聴者はコメント機能や高評価・低評価機能を使って動画に対してリアクションすることができ、クリエイターはYouTubeパートナープログラムに参加して、広告収益を得ることもできます。
ライブストリーミング機能による、視聴者とクリエイターとの対話やイベントのライブ配信も可能です。
有料プランであるYouTube Premiumに加入すると、広告の非表示や動画のオフライン再生、バックグラウンド再生などの機能が使えるようになります。
【概要】
- 世界最大の動画共有プラットフォーム
- 大人から子ども向けの動画まで多様なコンテンツが公開されている
- メインとなる属性:全世代
【国内の利用者数】
(参照:2023 年の YouTube 視聴はますます多様に —— テレビデバイスで月間 3,800 万人、ショート動画も前年度より加速)
【グローバル利用者数】
(参照:YouTube for Press)
ピンタレスト(Pinterest)
Pinterestは画像のブックマークや共有ができる視覚的なブログのようなプラットフォームで、興味に基づいたイメージを発見できます。
他のユーザーをフォローすることもでき、趣味の近いユーザーをフォローすることでお気に入りのアイデアを発見につなげることもできます。
特にファッション・インテリア・料理・DIYなどに興味を持つユーザーに人気があるSNSです。
【概要】
- ウェブ上の画像をマイページにスクラップ(リンク)することができる
- 日本語でのサービスを開始したものの認知が低いため、交流を目的としたユーザーは少ない
- メインとなる属性:20~30代の女性
【国内の利用者数】
(参照:Pinterestが日本で急成長 買い物エンゲージメント4.1倍の裏側 – 日経Xトレンド)
【グローバル利用者数】
(参照:Press release)
グーグルプラス(Google+)
【概要】
- 2019年4月でサービスが終了
【国内の利用者数】
【グローバル利用者数】
(参照:Official Google Blog: Google+ Hangouts and Photos: save some time, share your story)
リンクトイン(LinkedIn)
LinkedInは主にビジネスパーソンや求職者・企業関係者などが利用しています。
同僚・同級生・ビジネスパートナーなどとつながることができることから「Facebookのビジネス版」と呼ばれることがあります。
求人情報の検索や応募ができるため、自分自身の職歴・スキル・教育・実績などを詳細に記入して履歴書のようなプロフィールを作成し、プロフィールで専門知識や経験をアピールすることが可能です。
【概要】
- 自分の経歴やスキルをプロフィールに書くことで企業からスカウトを受けたり、新しいビジネスを生むことができるSNS
- 世界ではユーザーを伸ばしているが、日本では求人数が少ない
- メインとなる属性:30~40代の男性
【国内の利用者数】
(参照:About Us)
【グローバル利用者数】
(参照:About Us)
タンブラー(Tumblr)
Tumblrは短文・画像・動画・音楽などの多様なコンテンツを投稿し、フォロワーと交流するブログ型のSNSです。
タイムラインの表示形式や投稿の仕様はXと似ています。
Tumblrにはさまざまな興味関心を持つユーザーコミュニティが存在し、特定のトピックやテーマに関する情報交換やディスカッションに参加することができるため、特にクリエイティブな分野に興味のある若者やアーティストが利用しています。
Tumblrのサービス終了について調べている方が多いため追記します。
ユーザー数の減少や、有料サブスクリプション会員向け投稿やライブ機能が廃止されるなど、縮小してはいますがサービス自体は終了していないため、ご認識ください。
【概要】
- デザイン性の高いミニブログを作成することができ、他人のコンテンツを「リブログ」として集めることができる
- リブログなどユニークな機能が光るSNSだが、日本ではあまり浸透していない
- メインとなる属性:20~30代の男女
【国内の利用者数】
【グローバル利用者数】
(参照:メディア向け資料 | Tumblr)
ティックトック(TikTok)
TikTokは15秒から1分までの短い動画を作成し共有することができ、音楽やエフェクトを使ってクリエイティブなコンテンツを制作できることが特徴です。
ユーザーは、TikTok上でのトレンドやハッシュタグチャレンジに参加することで、他のユーザーとの交流やコンテンツの共有ができます。
クリエイターアカウントを利用して、詳細な分析情報や特別な機能を利用してコンテンツの成果を追跡、最適化できます。
特に10代の若年層を中心に、エンターテイメントや挑戦的なコンテンツに興味のあるユーザーが多いSNSで、TikTokユーザーはその他のSNSのユーザーと比較すると約2倍コンテンツへの支出が多いという特徴もあります。
【概要】
- ショート動画の作成及び、シェアリングを中心としたモバイルアプリ
- 元々中国のサービスで中国国内最大のユーザー数を誇り、アジア圏では多くのトレンドや有名人が生み出されている
- メインとなる属性:10~20代の男女
【国内の利用者数】
(参照:「2021年に活用を始めないと乗り遅れる」電通天野氏に聞くTikTok活用の今:MarkeZine(マーケジン))
【グローバル利用者数】
(参照:10億人の皆様に、ありがとうございます!!! | TikTok ニュースルーム)
ワッツアップ(WhatsApp)
WhatsAppはテキストメッセージ・音声通話・ビデオ通話を無料でおこなえる、LINEと似たシンプルなメッセージアプリです。
世界中で広く利用されており、特にアメリカや欧州で人気のあるSNSです。
テキスト・写真・動画を使って自分のステータスを更新し、友達やフォロワーと共有することができたり、現在の位置情報を送信して友達と共有したりすることができるため、集合時や約束の場所を伝える際にも便利です。
【概要】
- リアルタイムでメッセージの交換ができる世界最大のスマートフォン向けインスタントメッセンジャーアプリ
- 本国アメリカだけでなく欧州でも人気のアプリで、30か国語以上の言語に対応している
- メインとなる属性:全世代
【国内の利用者数】
【グローバル利用者数】
(参照:META Q3 2022 Earnings Call Transcript)
ウィチャット(WeChat)
WeChatは中国のテンセント社が提供するオールインワンのSNSアプリで中国国内で広く利用されているSNSです。
メッセージング・ソーシャルネットワーク・決済機能・ニュース・ゲームなどが統合されています。
【概要】
- 中国の大手IT企業テンセント(中国名:騰訊)が作った無料インスタントメッセンジャーアプリ
- 競合するラインやカカオトークとほぼ同じ機能が並んでおり、文字・音声・写真・動画などの機能がある
- メインとなる属性:全世代
【国内の利用者数】
【グローバル利用者数】
(参照:TENCENT ANNOUNCES 2024 SECOND QUARTER RESULTS)
カカオトーク(KakaoTalk)
KakaoTalkは韓国のカカオ社が提供するメッセージアプリです。
韓国を中心にアジア地域で人気があるSNSで、テキストメッセージ・音声通話・ビデオ通話・スタンプなどの機能があり、LINEと同様の機能が提供されています。
【概要】
- 韓国企業カカオが提供するスマホ用の無料通話・メッセンジャーアプリ
- 韓国では国民的SNSで基本的な機能やマネタイズ面はラインと似ている
- メインとなる属性:全世代
【国内の利用者数】
【韓国&グローバルの利用者数】
グローバル:5,419万人(2024年8月時点)
(参照:실적 발표 | 카카오)
スナップチャット(Snapchat)
Snapchatは友達やフォロワーに写真や動画を送信できるSNSです。
送信したコンテンツは設定した時間(1〜10秒)後に消去されるという機能があり、リアルタイムな近況を共有できることが特徴のSNSです。
主に10代から20代の若年層が利用しています。
【概要】
- スマホのカメラアプリで、撮影した写真をその場で加工しアップできるSNS
- 閲覧されてから数秒で投稿が消える点が最大の特徴
- メインとなる属性:10~20代の男女
【国内の利用者数】
【グローバル利用者数】
(参照:New Community Milestone: 800 Million MAU and Counting!)
ビーリアル(BeReal.)
BeReal.は2020年にフランスで開発され、2022年頃から利用者が増加、2024年にフランスのVoodoo社に買収されました。
1日1回ランダムな時間に届く通知に対して、2分以内に写真を投稿しなければ他人の投稿を見ることができないことが最大の特徴で、ゲームのような感覚で利用しているユーザーもいます。
リアルで飾らない日常を共有することが最大のコンセプトであるためフィルターや加工機能もなく、写真撮影の際には「インカメラ」「アウトカメラ」の両方で撮影がおこなわれます。
【概要】
- 1日1回のランダムな通知に2分以内に自身の写真を投稿する
- フィルターや加工機能はない
- メインとなる属性:10~20代の男女
【国内の利用者数】
(参照:BeReal(ビーリアル)とは?現役大学生が考える魅力!「映えない」「盛れない」SNSの実態)
【グローバル利用者数】
(参照:BeReal Revenue and Usage Statistics (2024))
まとめ
本記事で解説した「国内における主要ソーシャルメディアのユーザー数」についてまとめました。
No | 媒体 | 利用者数 | 発表時期 |
---|---|---|---|
1 | LINE | 9,700万人 | 2024年3月時点 |
2 | YouTube | 7,120万人 | 2023年10月時点 |
3 | 6,600万人 | 2023年11月時点 | |
4 | X | 4,500万人 | 2017年10月時点 |
5 | 2,600万人 | 2019年7月時点 | |
6 | TikTok | 1,700万人 | 2021年8月時点 |
7 | 1,050万人 | 2024年9月時点 | |
8 | BeReal. | 430万人 | 2024年9月時点 |
9 | 400万人 | 2024年8月時点 |
今回については以上になります。それでは参考にしてください。