広告運用の見直しで月間PV171％アップしたプリントシステム専門商社

ユーロポート株式会社

特殊プリント機材システム、材料を専門に取り扱うユーロポート様。

約100台ものプリントシステムを一度に比較できる日本最大級のショールームや全国出張アフターフォローなどを特徴とし、日本全国で14万社以上にサービスを提供されています。

自社にて今まで独学でおこなってきたGoogle広告の理解を深めることで、自社に合った広告運用を目指したいとの想いから、弊社にてインハウス支援をさせていただくことになりました。

さて、本インタビューでは、ユーロポート広告運用担当の梅村様にお話をお伺いしました。

「よく分からない状態のまま引き継がれている」
「自社に合った広告運用を自分たちの手でおこないたい」

とお考えの方はぜひ参考にしてください。

インハウス支援の成果

主にコンバージョントラッキングの見直し、GTM設定の見直しによって6ヶ月間でクリック数171%アップを達成しました。

弊社にて取り組んだ内容は下記の3点です。

1. コンバージョントラッキングの見直し

媒体のコンバージョントラッキングが正しく計測できていなかったので、Google広告管理画面上でコンバージョンアクションの見直しをおこない、正しく計測できるように修正しました。

2. GTM設定の見直し

GTMアカウントを連携し、GTM管理画面上でタグとトリガーの見直しだけではなく、GTMタグの設置箇所や設置ページに問題がないかの確認をおこないました。

3. 成果が下がった際の対処方法の共有

インハウス支援後もお客様にて自走できるようにするため、成果が落ちた際の対処方法やトラブルシューティングのチェックリストを共有しました。

お客様の声

取り組み前に抱えていた課題について梅村様にインタビューしました。

インタビューしたお客様

ユーロポート株式会社 梅村様

1. 取り組み前の課題とご依頼の経緯

社内で何とか引き継がれていた

長年にわたり、自社でGoogle広告を運用してきましたが、正しい広告運用が分からないまま、今まで独学で何とか引き継いできました。

数値を見ても何が正常な状態なのか分からず、問題の解決が難しいと考えていたので、Google広告の資格の勉強をしたり、Google広告の担当者に質問をしたりしましたが、自社にマッチした広告戦略が分からないため、全体的な課題解決が難航していました。

Google広告の仕様の変更および複雑化により、分からないことが増えてきたため、専門家に相談することにしました。

広告運用の外部委託の検討も

当初、弊社では運用代行を依頼することも検討していました。

しかし、マーケティングやデザイン業務を全て自社でおこなっているため、広告運用を外部に委託する運用代行ではなく、やはり必要なときに外部の専門家のサポートを受けながら自社で効果的な広告運用をおこなえるようインハウス支援を選択することにしました。

• 正しい広告運用の方法が分からないまま、社内で引き継がれていた
• 自社にマッチした広告運用の方法が分からなかった
• Google広告の仕様がより複雑になっている

2. インハウス支援後、クリック数171%アップを達成

設定を整理することで理解が深まった

キャンペーンをまとめるなど、どの設定がどのような効果を持つか理解することができました。

Google広告の仕様の変更も本質を掴めるようになり、自分たちによいと思ったことは取り入れ、不要だと思ったことは捨てていくという取捨選択ができるようになりました。

知見が増えていくことで社内の運用体制が強化されているように感じました。

スピーディーな運用サイクルを

弊社では商材ごとに期間限定のキャンペーンを実施し、都度特典ページを制作しています。

特典ページごとに広告設定をおこなう必要があるため、自社でクリエイティブ制作から広告配信まで一貫しておこなうことでスピーディーな運用がおこなえます。

また、これまでは一括予算で管理していたところを、カテゴリごとに柔軟に対応できるようにするため、メイン予算枠と別予算枠を設けて個別最適化を図りました。

▼ユーロポート様のサービスサイト

3. 苦労した点

変化に対応しなければいけない

自社で運用の手間が発生するだけではなく、Google広告の仕様が常に変化していくため、キーワードの適切な選定方法（※）やマッチタイプの概念など、細かな部分まで変化に対応することは大変でした。

4. 今後の課題

細かいニーズにも対応するための取り組み

今回は動的検索広告キャンペーンを追加したところ、機種名やメーカー名などのロングテールワードで検索されていることが判明しました。

一方で、動的検索広告単体では、他社と比較した際にビッグワードの掲載順位や広告見出しにおいて効果が高くないことも分かりました。

今後は一般キャンペーンと組み合わせて配信することで、キャンペーン同士のデメリットを補完し、お客様の細かいニーズにも対応するためにコンテンツの追加が必要だと感じました。

最新のやり方に対応する

オンラインの集客に注力する企業が増えたため、遅れを取らないようにすることが重要です。

ウェブ業界は急速に変化しているため、最新のやり方に対応することが大切であり、変化する顧客ニーズに応える取り組みを継続しておこなっていきたいと考えています。

• 自分たちに最適な広告運用方法およびマーケティング戦略
• 効果的なキーワードをもとにウェブサイトを展開
• 広告運用からクリエイティブまで一気通貫のスピード感

5. 最後に

お話ありがとうございました。

今回は「独学でおこなっている広告運用を見直したい」との想いからご相談いただき、弊社にてインハウス支援をさせていただきました。

なかなか成果が伸びない時期もあり、ご迷惑をおかけしましたが、再度見直しにご協力いただけたことで改善に繋げることができました。

ひとつずつ設定を整理することで、広告運用の理解も深まり、お客様に最適な広告運用のお手伝いができたのではないかと思います。

広告運用の専門家のノウハウをもとに、自社に合わせた運用をおこないたいという方はぜひ一度弊社にご相談ください。

ユーロポート株式会社：https://europort.jp/

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