キーワードの本質を理解した上で運用できるようになりました

仮想オフィスツール『Remotty（リモティ）』を開発されている株式会社ソニックガーデン様。

Remottyとはリモートワークで起こりやすいコミュニケーション不足を解消するリモートワークのための仮想オフィスサービスです。

ソニックガーデン様はこれまで自社内でGoogle広告を運用されてきましたが、広告の運用方法をプロに教わり、納得感を持って運用をおこないたいとの想いから、広告運用のコンサルティングをさせていただくことになりました。

さて、本インタビューでは、ソニックガーデン広告運用のご担当者様にお話をお伺いしました。

「現状のアカウント設定を見直したい」
「効果の出る広告運用のノウハウを知りたい」

とお考えの方はぜひ参考にしてください。

コンサルティングの成果

主に除外キーワードの追加と年齢層の見直しによってわずか1ヶ月間という短期間でCTR147％アップを達成しました。

弊社にて取り組んだ内容は下記の3点です。

1. 除外キーワードの追加

今回はリモートワーク 机やリモートワーク 椅子などリモートワークで使う家具や家電を検索しているユーザーにも広告が意図せず配信されていました。「机」や「椅子」など無関係な語句を合計51個除外することで、CTR：3.14%→4.63%に向上しました。

2. 18～24歳、65歳以上への広告配信を停止

年齢別の広告配信データを確認したところ、18～24歳、65歳以上の年齢層からコンバージョンが発生していなかったため、該当の年齢層への広告配信を停止しました。除外キーワード同様にターゲットを絞ることで、無駄クリックを削減するようにしました。

3. 新規キーワードの追加

ヴァーチャル オフィス テレワークや仮想 オフィスなどサービスに関係があり、コンバージョンしている検索語句を合計8個追加しました。また、キーワードプランナーを使用して、テレワーク 管理などのキーワードを追加しました。

お客様の声

取り組み前に抱えていた課題についてご担当者様にインタビューしました。

1. 取り組み前の課題とご依頼の経緯

しっかり設定できているか分からない

弊社の別の商材で広告を配信したこともあり、広告運用は独学で3ヶ月間ほどありました。

広告配信の設定内容をGoogleの担当者の方にレビューしてもらいましたが、本当に効果的に運用できているか分からず不安がありました。

社内で広告運用の知見を深めて、Remotty以外のサービスにも応用したいと考えていたので、運用業務自体をすべて委託することについては考えていませんでした。

広告運用とはそもそも何をするか

御社にコンサルを依頼した理由は、現状の設定が本当に正しいか不安だったからです。

専門家にチェックしてもらい、アドバイスを受けたいと考えていました。

広告運用の流れが分からず、管理画面に提示される最適化案をそのまま信用してよいのか、どこの数字を見てどの要素を調整すると成果が向上するのかも分かりませんでした。

CPAやコンバージョン率はどのくらいを目指すべきか、広告運用とは具体的に何をおこなうものかなど、あわせて教えていただきたいと考えていました。

• 効果的に運用できているのか分からない
• 広告運用をすべて委託するのではなく、社内の知見を深めたい
• 広告を運用する流れや要素の調整など専門的なアドバイスがほしい

2. コンサルティング後、CTR147％アップを達成

検索語句から新しい発見があった

御社から広告運用のノウハウを学んでからは、これまで確認していなかった検索語句や除外キーワードについても意味を理解した上で調整できるようになりました。

ユーザーが実際にどのようなキーワードで流入してきているのかを知ることができたことは、私にとって新しい発見でした。

広告を出す側は自分たちの感覚で広告を出してしまうため、実際にユーザーがどのようなことを知りたいのか、どのようなことに困っているのかを知ることができて本当によかったです。

考察

今回はリモートワーク 机やリモートワーク 椅子などリモートワークで使う家具や家電を検索しているユーザーにも意図せず広告が配信されていた。

除外キーワードを設定することで、インプレッション数：15,946回→11,131回に減少し、CTR：3.14%→4.63%に上昇した。

3. 今後の展望

広告運用のサイクルを続けていく

新型コロナウイルスの影響でリモートワークを推進しなくてはいけないが、課題が多くどこから手をつければよいのか分からず困っているという担当者の方の声をよく聞きます。

実際にリモートワークをする企業様の不安を取り除くお手伝いができればと考えています。

Google広告やアナリティクスの管理画面にはたくさんの数字が並んでいて、一見ただの数字ですが、画面の向こうには実際に多くのユーザーがいます。

ユーザーの動きを想像し、仮説を立てて運用をおこない、その結果を分析して、検証するという一連のサイクルを続けていこうと思います。

• Google広告からの成約率やLTV次第では規模の拡大を検討
• 今後問い合わせ数が鈍化してきたときに広告を使って維持をする

4. 最後に

お話ありがとうございました。

今回のソニックガーデン様は以前弊社のコンサルティングを受けた方からのご推薦により、弊社にご依頼いただくこととなりました。

広告を自社で運用する選択肢はまだまだ少ないですが、最近では独学で運用しているアカウントの設定を見直したいという企業様も増えてきています。

現在自社で運用されている方で、広告運用や現状の設定に不安のある方はぜひご相談ください。

株式会社ソニックガーデン：https://www.sonicgarden.jp/

Remotty（リモティ）：https://ja.remotty.net/